本ページはプロモーションが含まれています

約3人に1人が自分の職場をブラック企業だと思うと回答

日本労働調査組合は、会社員のブラック企業に対するイメージを調査するため、全国の20~49歳で会社員の男女516名を対象に「ブラック企業に関するアンケート」を実施し結果を発表した。

勤めている会社はブラック企業だと思いますか?という質問には、「思う」が31.2%、「思わない」が48.6%、「わからない」が20.2%の結果となりました。「わからない」も含めると、51.4%が自身の勤務先を「ブラック企業ではない」と否定していなく、「ブラック企業である」もしくは「ブラック企業かもしれない」と考えている様子が伺い知れます。

前項の勤めている会社はブラック企業だと思いますか?という質問の年代別比率は、「思う」と回答した「20代」が33.9%、「30代」が33.5%、「40代」が25.9%、「思わない」と回答した「20代」が48.3%、「30代」が41.5%、「40代」が56.6%、「わからない」と回答した「20代」が17.8%、「30代」が25.0%、「40代」が17.5%でした。

あなたが思うブラック企業の定義を教えてくださいという質問には、第1位が「サービス残業」で36.9%、第2位が「ハラスメント」で17.2%、第3位が「長時間労働」で15.8%、第4位が「残業が多い」で13.7%の結果となりました。1位は断然で「サービス残業」でしたが、一方で4位には「残業が多い」の意見があり、残業代が支払われないことを否定する意見と、残業自体を否定する意見がそれぞれ独立しています。

カテゴリ別の内訳比率は、第1位が「労働時間」で69.1%、第2位が「ハラスメント」で29.6%、第3位が「休日」で19.5%、第4位が「給与待遇」で17.7%でした。


【調査概要】

調査名:ブラック企業に関するアンケート

調査対象:20~49歳の会社員516名

調査地域:全国

調査期間:2021年6月1日~2021年6日8日

調査方法:インターネット調査

https://nichirou.com/category/reseach