女性管理職採用の実態調査
人材採用・入社後活躍のエン・ジャパン株式会社が運営するミドル世代のための転職サイト『ミドルの転職』は、サイトを利用している人材紹介サービスの転職コンサルタントに「女性管理職採用の実態」についてアンケートを行ない結果を発表した。
転職コンサルタントに「女性管理職の採用は増えていますか?」と伺うと、54%が「増えている」と回答しました。
女性管理職の採用が「増えている」と回答した方に理由を伺うと、上位は「能力があれば性別を問わない企業が増えているため」(62%)、「ダイバーシティ・マネジメントのため」(55%)でした。
「女性管理職の採用は、今後増えていくと思いますか?」と伺うと、91%が「思う」、9%が「思わない」と回答しました。
「転職相談において、管理職希望の女性候補者は増えていますか?」と伺うと、41%が「増えている」、56%が「変わらない」、3%が「減っている」と回答しました。
女性候補者が管理職を希望する理由を伺うと、トップは「報酬を上げたい」(59%)、「仕事の領域を広げたい」(54%)、「専門スキルや知識を発揮したい」(49%)でした。
「女性管理職の採用において、入社後の状況や傾向を教えてください」と伺うと、71%が「知識・経験を活かして活躍している女性が多い」、16%が「仕事や人間関係で、悩みを抱えている女性が多い」、6%が「半年以内に退職・転職してしまう女性が多い」と回答しました。
「女性管理職採用を進める企業では、採用活動や社内体制にどのような変化が生じていますか?」という質問では、「中途採用の女性比率の意識」(60%)、「時短・フレックス・テレワークなど子育て中でも働きやすい制度の整備」(54%)がトップ2でした。
「企業が女性管理職に期待することは何ですか?」と伺うと、上位は「性別関係なく管理職としての能力発揮」(56%)、「女性活躍のロールモデルとなること」(51%)、「女性が働きやすい環境づくり」(46%)でした。
女性管理職の採用を行うことが多い企業の特徴を伺うと、企業タイプのトップは「外資系企業」(69%)、業種でのトップは「IT・インターネット」(48%)でした。
女性管理職の採用において、想定されることの多い候補者の年齢層を伺うと、 72%で40代前半(40~44歳)が最多でした。
【調査概要】
■調査方法 :インターネットによるアンケート
■調査対象 :『ミドルの転職』(https://mid-tenshoku.com/)を利用する転職コンサルタント
■有効回答数:160名
■調査期間 :2022年9月14日~9月21日
エン・ジャパン株式会社
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