アルバイトの離職問題に関する自社調査結果をまとめた「アルバイト離職白書」

総合求人情報サイトを運営するディップ株式会社の人事科学研究所は、アルバイトの離職問題に関する自社調査結果をまとめた「アルバイト離職白書」を2018年9月11日より無料公開した。


アルバイト就労経験のある10,026人を対象に、アルバイトを無断で辞めた、いわゆる「ばっくれ」をしたことがあるか尋ねたところ、「ある」17%となり、約5人に1人が経験している結果なった。

「ばっくれ」経験者にその回数を尋ねたところ、1回のみが70%となり、2回以上があわせて30%程度となったことから、「ばっくれ」を常習的に繰り返す人が少ないことがわかった。


現在アルバイト就労をしている学生500人を対象に、今の仕事(アルバイト)に満足しているかどうか尋ねたところ、「はい」66.2%と、6割を超える学生が満足している結果に。

アルバイトを辞めたいと思ったことがあるかどうかの問いに、Q1で満足と答えた学生は「はい」52.0%、不満と答えた学生は「はい」57.4%となり、二つの属性に大きな差は見られず、仕事に対する満足度が直接離職に影響を与えていないことが伺える。


現在のアルバイト勤務中に、退屈さを感じたことがあるかどうか尋ねたところ、54%が「ある」と回答。

アルバイトを辞めたいと思ったことがあるかどうかの問いに、Q3で「退屈あり」と答えた学生は「はい」65.8%、「退屈なし」と答えた学生は「はい」34.2%と、「退屈あり」と答えた学生が「退屈なし」と答えた学生よりも31.6ポイント高い回答。


 出典(ディップ株式会社・人事科学研究所「アルバイト離職白書」)

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