ミドルの8割以上がパワハラを受けた経験あり
ミドル世代のための転職サイト『ミドルの転職』( https://mid-tenshoku.com/ )は、サイトを利用している35歳以上のユーザーを対象に「パワーハラスメント」についてアンケートを行ない結果を発表した。
パワハラを受けたことがありますか?
「パワハラを受けたことがありますか?」という質問では、82%が「ある」と回答。性別や年代別に見ても、パワハラ被害の差は無いことが分かった。
「パワハラを受けたことがある」と回答した方に伺います。どのような内容でしたか?
(複数回答可)
「パワハラを受けたことがある」と回答した方に被害の内容を伺うと、「精神的な攻撃(公の場での叱責、侮辱、脅迫)」(66%)が最多でした。男女別に見ると、女性は男性に比べ、「人間関係からの切り離し(隔離、無視、仲間はずれ)」(45%)、「過小な要求(仕事を与えない、程度の低い仕事を命じる)」(33%)、「個の侵害(プライベートに過度に立ち入る)」(27%)の回答が目立ちました。
「パワハラを受けたことがある」と回答した方に伺います。誰からのパワハラでしたか?
(複数回答可)
具体的に誰から被害を受けたのか伺うと、最も多かったのは「同性・年上の社員」(75%)でした。男女別では、女性は男性に比べ、「異性・年上の社員」(40%)が多く挙がりました。
「パワハラを受けたことがある」と回答した方に伺います。どのように対処しましたか?
(複数回答可)
パワハラへの対策を伺うと、トップ3は「退職した」(35%)、「気にしないようにした」(33%)、「パワハラをしてくる人とは別の上司や先輩に相談した」(31%)でした。「人事やハラスメント対応窓口などに相談した」(19%)、「労働基準監督署など公的機関に相談した」(9%)など、相談・解決に乗り出す方よりも、自ら環境を変えるか、現状のまま耐えるという回答が上回りました。
パワハラをなくすためには、どんな方法が有効だと思いますか?
(複数回答可)
「パワハラをなくすためには、どんな方法が有効だと思いますか?」と伺うと、「第三者機関による社内風土のチェック体制をつくる」(50%)が最多でした。次いで同率で「厳罰化」(46%)、「パワハラの定義を明確にする」(46%)が続きます。
ご自身がパワハラをする側になる可能性、または経験がありますか?
「ご自身がパワハラをする側になる可能性、または経験がありますか?」と伺うと、65%が「ない」(根拠はないが、気を付けて行動している:34%、パワハラの定義を把握しつつ、気を付けているので問題はない:31%)と回答しました。
29%が「ある」(実際にパワハラをしたことがある:2%、自分の行動がパワハラでは、と思ったことがある:27%)と回答しました
【調査概要】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:『ミドルの転職』( https://mid-tenshoku.com/ )を利用する35歳以上のユーザー
■有効回答数:2,911名
■調査期間:2018年12月28日 ~ 2019年1月31日
ミドル世代のための転職サイト 『ミドルの転職』https://mid-tenshoku.com/
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