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受けたハラスメントのうち6割が「パワハラ」!残業時間・ハラスメント・相談相手等に関する調査

日本労働組合総連合会(連合)は 4月27日(土)・28日(日)に 千葉、幕張メッセで行われたイベント「ニコニコ超会議2019」に出展し、連合ブースに来場した1,232名を対象に昨年同様「働き方に関するホンネアンケート」を実施した。

「ズバリ我慢できる残業時間は月何時間まで?」という質問では、最も多かったのは、「11~40時間」の37%となった。2位の「1~10時間」は33%、「41~80時間」は12%、「0時間」は11%となった。

「給料や雇用形態が原因であきらめていること、不安なこと」という質問では、「自分の老後」が398人(32.3%)で昨年に引き続き1位となった。昨年5位(16.6%)だった「不安はない・給料に満足」は308人(25%)で2位となった。

「仕事上でハラスメントを受けたことは?」では、昨年3位(30.2%)の「受けたことはない」が47.3%で1位となった。昨年1位の「パワハラ」は382人(31%)で昨年の50.2%から減少し2位となった。次いで「お客様・取引先などからの暴言等」が170人(13.7%)、4位は「セクハラ」で58人(4.7%)となった。

職場で困ったことを相談できる相手を尋ねたところ、1位は昨年同様に「同僚」で310人(25.1%)、2位は「家族」で281人(22.8%)という結果となった。一方、「いない」は、230人(18.6%)と昨年の19.1%とほぼ同じ割合となった。

働くことについての本音アンケートでは、回答者の5割超が正社員・正職員で、また年齢も10代から30代が75%を占めているにもかかわらず、「給料や雇用形態が原因であきらめていること、不安なこと」の1位が「自分の老後」(32.3%)と回答していることが注目すべき点である。また、仕事上でハラスメントを「受けたことがない」との回答が47.3%と昨年より増加した一方、受けたハラスメントのうち「パワハラ」が約6割、「お客様・取引先などからの暴言等」が約3割あり半分以上の回答者がストレスを抱えていることがわかった。

また4択の投票では解決したい仕事のお悩みの1位が「低賃金」、2位が「長時間労働」となっており、労働環境の厳しさを示している。

https://www.jtuc-rengo.or.jp/about_rengo/index.html