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約3割が「取っていない」「有休なし」日本人有給休暇取得状況

一般社団法人ストレスオフ・アライアンスは、「公務員」「会社員」の男性54,579人、女性12,952人を抽出・分析した「有給休暇取得状況と職場満足度」を発表した。

年間有給休暇取得日数(男女別)は、年間の有給休暇の取得日数で、男女で大きな差はなく、有給休暇を「1日も取っていない / 有給休暇がない」が約3割ともっとも多かった。

「5日以上」の取得者は約半数で、その内「20日以上」取れている人は、全体の1割弱ということもわかった。




ストレスレベル別 年間有給休暇取得日数(男女別)では、男女共、ストレスレベルが低くなるほど有給休暇取得日数が多いわけでないことがわかった。

男性に特徴は見られなかったが、女性は低ストレス者の「1日も取っていない / 有給休暇がない」が4割となっており、女性全国平均よりも多い傾向となった。

年間有給休暇取得日数と職場満足度(男女)では、男性は他の日数と比較し「10~19日」で職場の満足度が高く、日数の多さに比例して職場満足度が上がるわけではなく、「10~19日」が適度であると思っている傾向。

女性は5日以上から職場満足度が高い。もっとも高いのは男性同様「10~19日」だが、「20日以上」も同等いるため、男性よりも日数を重視していることがうかがえる。


年間有給休暇取得日数と各種満足度(男女)では、男性は「10~19日」取得で、健康状態やプライベートの満足度が高いく、女性も同様だが「プライベート(家族などとの時間)」は年5日以上から満足度が高いことがわかった。

年間有給休暇取得状況とリラックス行動実行率(男性)では、男性は「10~19日」でリラックス行動の実行率が高いが、他の日数と比較すると、特に「温泉に行く」「旅行に行く」などのレジャーや、「家族で過ごす」「何も考えない」などのストレスオフな行動が非常に高くなることがわかった。


女性は「5~9日」「10~19日」でリラックス行動の実行率が高いく、年に10日以上の有給休暇が取得できない状況でも、長さに合わせてストレスオフな行動ができており、休みを有効に活用できている傾向にあることがわかった。


調査名 :ココロの体力測定2019

方 法 :インターネット調査

調査期間:2019年3月6日~3月18日

サンプル数:14万人(男女各7万人)

※都道府県ランキングに必要な数、各県1000サンプル以上を確保し、その後人口比率(都道府県、年代、有職割合)でウエイト修正

設問数 :15問

調査機関:株式会社メディプラス研究所

http://stressoff-alliance.or.jp