「引きこもり」に関する意識調査
ゼネラルリサーチは、家族に引きこもりがいる方を対象に、「引きこもり」について意識調査を実施した。
「ご自身の家族、もしくは引きこもりだった方はいらっしゃいますか?(本人も含む)」と質問したところ、全体の15%の方が「はい」と回答。
また、「現在も引きこもっていますか?」と質問したところ、半数近くの方が「はい」-45.9%と回答し、全体の1割近くもの方が何らかの形で「引きこもり」に関係していることがわかります。
「引きこもりとなった方は元々どのような方でしたか?」と質問したところ、「おとなしく目立たない」-43.4%という回答が多く、次いで、「優しくて親切」-22.7%、「明るく活発」-22.0%、「リーダー的な存在」-5.2%、と続きます。
「引きこもりとなった原因を知っていますか?」と質問したところ、「全て知っている」-35.6%と回答した方の割合が最も多く、次いで「少しだけ知っている」-30.3%、残りの3割は「よくわからない」、「全くわからない」と回答しました。
「引きこもりとなった原因は何ですか?」と質問したところ、「中学校の時代にあった学校でのちょっとしたイジメ(女性 20歳未満 広島県 無職)」「姪が引きこもっていますが、引っ越しで環境が変わって、クラスで無視されたのが原因と聞いた(男性 50代 兵庫県 会社員)」「数年勤めた会社を人間関係が原因で離職して、精神的に落ち込んでいた(女性 40代 東京都 主婦)」「仕事関係による自信喪失、及びそれによる他者への拒絶感(男性 40代 北海道 パート・アルバイト)」といった意見が集まりました。
「ご家族の引きこもりの方について、誰に相談しましたか?」と質問したところ、全体では6割近くの方がいずれかの方に相談したという結果になりました。
内訳に関しては、「カウンセラー」-17.9%が最も多く、次いで「家族」-16.7%、「行政や民間の対策ネットワーク」-7.7%と続きます。
プライバシー保護の観点から、カウンセラーや家族、行政や民間の対策ネットワークといった、近い間柄の方に相談する傾向にあることがわかりました。
【調査概要:「引きこもり」に関する意識調査】
■調査日 :2019年6月19日(水)~ 2019年6月20日(木)
■調査方法 :インターネット調査
■調査人数 :1,121人
■調査対象 :10代~60代の男女
■調査主体 :ゼネラルリサーチ
ゼネラルリサーチHP:https://general-research.co.jp/
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