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「ハラスメント」について調査

総合転職エージェントの株式会社ワークポートは、全国の転職希望者470人を対象に、【ハラスメント】についてアンケート調査を行い結果を発表した。

470人の対象者に、これまで何らかのハラスメントを受けたことがあるか聞いたところ76.4%の人が「はい」と回答し、「いいえ」と回答したのは23.6%でした。80%近い人たちが、これまでにハラスメントを受けた経験があることがわかりました。

ハラスメントを受けたことがあると答えた359人を対象に、どのようなハラスメントを受けたことがあるか聞いたところ(複数回答可)、「パワーハラスメント」が92.5%で最多となりました。次に「モラルハラスメント」(43.7%)、「セクシャルハラスメント」(23.7%)と続きました。厚生労働省は6月、2018年度に全国の労働局などへ寄せられた労働相談のうち、パワーハラスメントなどの「いじめ、嫌がらせ」に関するものが7年連続過去最多だったと発表しています。本調査でも、ハラスメントにあったことがある人の多くがパワーハラスメントに苦しんでいたことがわかりました。

ハラスメントを受けたことがあると答えた359人に、どのように解決したのか聞いたところ(複数回答可)、最も多かったのは「退職した」で42.9%でした。次に「我慢して自然消滅した」と「今も解決していない」が28.1%と並びました。この結果から、ハラスメントの多くが根本的な解決に至らず、泣き寝入りしたか、現在進行形で苦しんでいることがわかりました。

また、公的機関や弁護士といった専門知識をもつ人に相談したという人は、いずれも5%以下となりました。

対象者全員に、ハラスメントについての相談を受けたことがあるか聞いたところ、半数以上の51.7%が「はい」と回答し、48.3%が「いいえ」と回答しました。

現在の会社(直近に勤めていた会社)でハラスメントの現場を目撃したことがあるか質問したところ、72.1%の人が「はい」と回答しました。職場でハラスメントを目撃したことがないという人は27.9%でした。


調査内容 :ハラスメントについて

調査対象者:当社を利用する求職者

有効回答 :470人

調査期間 :2019年6月11日~6月18日

ワークポート調べ https://www.workport.co.jp/