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3人に1人は夏休み明けに転職を考えたことがあると回答

人材総合サービスの株式会社スタッフサービス・ホールディングスは、20代から40代の会社員1,000名を対象に「夏休みと転職に関する調査」を実施し結果を発表した。

会社員に対して、夏休み・お盆休み明けに退職や転職を考えたことがあるかどうかを質問しました結果、「何度もある(14.3%)」「何度かある(24.1%)」を合わせると、38.4%の人が夏休み明けのタイミングで退職・転職を考えた経験があるということが明らかになりました。

また、夏休みやお盆休みはないという人や、実家に帰る頻度が少ない人を除いて、地元があり頻繁に夏休みに実家に帰る人と実家住まいの人とで比較すると、実家に帰る人の方が夏休み・お盆休み明けのタイミングで退職・転職を考える人が多いということが分かりました。

夏休み・お盆休み明けに退職や転職を考えたことがあると回答した人を対象に、その理由を質問。最も回答数が多かったのは「休み中に自分の働き方や今後を考え直したから(62.8%)」でした。

続いて、「このまま休んでいたいと思ったから(30.5%)」「ボーナスが支給された後だから(24.2%)」「転職活動の時間が作れそうだから(24.2%)」に多くの回答が集まりました。長期休みで時間に余裕が生まれ自分自身の仕事や働き方について見直す時間があったことや、休みが続き体や生活リズムが休みに慣れてしまったこと、ボーナス支給などのタイミングが理由として挙がりました。

3年に1回以上夏休み・お盆休みに実家に帰る人を対象に、そのタイミングで地元での就職を考えるかを質問したところ「何度もある」「何度かある」と合わせると、33.8%の人が夏に実家に帰ったタイミングで地元での就職を考えたことがあると分かりました。

仕事で誰かに振り回されていると感じたことがあるかどうかでは、「何度もある(35.8%)」「何度かある(31.3%)」を合わせると、67.1%の人が誰かしらに振り回された経験があるということが明らかになりました。


誰に振り回されたことがあるのかの質問では、2番目に回答数が多かった「同僚(42.3%)」に倍近くの差をつけて、「上司(80.8%)」に回答が集まりました。大半の人を振り回しているのは「上司」という実態が明らかになりました。

上司に対して不満では、「ある(27.1%)」「どちらかというとある(26.6%)」を合計して、半数を超える53.7%の会社員は上司に対して“不満がある”ということが分かりました。

率直に今勤めている会社に対して、不満があるかという質問では、「ある(28.9%)」「どちらかというとある(35.9%)」を合計すると、64.8%の人が会社に対して何らかの不満があるという実態が明らかになりました。


不満があると回答した人を対象に、不満が何なのかも質問したところ、他の選択肢を圧倒して回答数が集まったのは、「給料が安い(61.3%)」でした。2番目以降は、「上司が理不尽(32.9%)」「不当な評価(24.7%)」「休みが取りづらい(23.1%)」などが続きました。

“言った言わない論争”になったことがあるのか質問したところ、「何度もある(19.3%)」「何度かある(33.5%)」を合わせると、52.8%の人が経験していることが分かりました。


論争になった相手は誰なのかを質問では「上司(67.2%)」と回答した人が最も多く、「同僚(44.3%)」「取引先(24.1%)」が続きました。


調査期間:2019年7月17日(水)~7月19日(金)

調査対象:20歳~49歳 現在会社勤めをしている男女1,000名

スタッフサービスグループ https://www.staffservice.co.jp/