義務化後に「有給休暇が取りやすくなった」人は7割超
世界の大手総合旅行ブランドの一つであるエクスペディア(https://www.expedia.co.jp/)は、「20代~50代の男女会社員」を対象に「有給休暇に関する意識調査」を実施し結果を発表した。
この法案について、400名の男女会社員に調査を行ったところ、71%がこの法案について「知っている」と回答。
さらに「有給休暇が取りやすくなった」と答えた人は74%に上りました。
昨年に比べての有給休暇取得日数の増減を聞いたところ、「変わらない」という人が7割で一番多い結果に。しかし、「5日以上増えた」という人も1割おり、全体で昨年より取得した日数が増えた人の合計は3割近くという結果になりました。
有休取得の義務化を「嬉しい」と答えた人は全体の83%に。理由として最も多かったのは、「罪悪感なく休めるようになったから」でした。
1年の間に5日以上の有給休暇を取ることが義務とされていおり、法案の内容も含め会社から説明があったという人は42%、説明がなかったという人は46%という結果になりました。
また、「基準日」となる有給休暇付与月を知らない人は18%いることも今回の調査では明らかになりました。
義務化された5日間の有給休暇を使って旅行をしたい人は72%。その行き先では国内旅行が最も人気で56%という結果に。
エクスペディアが毎年行っている「有給休暇の国際比較調査」によると、日本人の有給休暇取得率は世界的に見ても低いレベル。現在3年連続最下位となっています。
■アンケート概要
・サンプル数: 計400名
・調査対象: 20代~50代の会社員男女
・調査期間:: 2019年12月3日~5日
・調査方法: インターネットリサーチ
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