休校期間に高校生はどう過ごしている?70%が1日の勉強時間は2時間以下と回答
日本全国47都道府県の女子高生・男子高生ネットワーク『高校生ラボ★47』を運営する株式会社エイチジェイは、日本全国の現役高校生300名を対象にアンケートを実施し、新型コロナウイルスの影響により休校期間となっている現在、高校生がどのように過ごし何を思うのかを調査した。
”現在通っている学校は休校中ですか?”という質問には、97.5%とほぼ全ての回答者が「はい」と回答。
その他として、週に1,2回のみ登校日があるという回答もありました。
その一方、”オンラインでの授業を実施中または実施予定ですか?”という質問では「はい」の回答が30%に留まり、休校期間中の学校でも約7割はオンラインではない自主学習を主としている事がわかりました。
休校期間中の勉強は自宅での自主学習をメインとしているのに対し、1日の勉強時間について質問したところ全体の約40%が「1〜2時間」と一番多く、「全くしていない」という回答も28.4%という結果に。全体の約70%が1日の勉強時間が2時間以下という事がわかりました。
”通学していた頃と比べて不規則な生活になったと感じますか”という質問では80%以上が「はい」と回答。
起床・就寝時間を質問したところ、「お昼頃に起きる」、「午前2時頃に寝る」の回答が約30%と一番多く、普段授業や部活で起きていた時間と比べかなり遅くなっていること、それに伴い就寝時間も遅くなっているころが見受けられます。
外出頻度に関しての質問では、「週に2,3回」の回答が最も多く37.3%、「週に1回」と「1日1回」が次いで多く、「外出していない」は13.4%と、緊急事態宣言が全国を対象に拡げ外出自粛要請が出ている中、ほとんどの高校生が外出を控えてお家で過ごしていることが窺えます。
外出理由に関しての質問では「食料品などの買い物」が一番多く、次いで「運動」となりましたが、次点で13.5%が「アルバイト」となっており、休校期間中でもアルバイトに出たり、友達に会う為や習い事等で外出している子も少なからずいる事もわかりました。
”インターネットの使用時間・頻度は増えましたか?”という質問では、実に97.5%が「はい」と回答。ほぼ100%の高校生がインターネットの使用が増えたと回答しました。
”オンラインで何の使用時間が一番増えましたか?”、”おうち時間は主に何をして過ごしていますか?”(複数選択)という質問ではどちらも上位3つが「Instagram」、「YouTube」、「TikTok」とSNSの使用増加が顕著にあらわれています。
SNSの利用頻度が増える中、”新しくフォローした芸能人、インフルエンサーはいますか?”の質問には40%が「はい」と回答。
”新しく入れたアプリはありますか?”の質問でも43.8%が「はい」と回答し、約半数がこの機会に新しくアプリを入れていることがわかりました。
”外出自粛要請が解除されたらまず何をしたいですか?”の質問では、「友達に会いたい」という回答が一番多い結に。次いで現在休園中で行く事のできない「ディズニーランド/シーに行きたい」、3密の条件に一致するとして現在多くが休業している「カラオケに行きたい」、今はなかなか家から出れず遠くに行くことができない状態なので「旅行に行きたい」、「学校に行きたい」といった回答になりました。
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