新型コロナ自粛で太った女性は4割に
株式会社ナリス化粧品は、20〜59歳の全国の女性、2,023名に新型コロナウィルス感染拡大影響下にある今年4月以降の1か月の生活に関するアンケート調査を行い結果を発表した。
20〜59歳の全国の女性約2,000人に、今年3月までと、4月以降を比較して、外出の頻度をきいたところ、48.4の女性が、「大幅に減った」と答えました。「まあまあ減った」22.1%と、「少し減った」12.9%と合わせると83.4%と8割を超える女性の外出が減ったことがわかりました。
増えた家事の種類について、聞いたところ、4割を超える女性が「料理」と答えました。次いで、「家の中の掃除」32.5%、「食事の後片付け」24.8%と続きました。
「3キロ以上増えた」5.0%、「2~3キロ増えた」8.4%、「1~2キロ増えた」18.8%と「計っていないが、増えたように思う」を合わせると、40.2%と4割を超える女性が「太った」「体重が増えた」と答えています。
年代別で見てみると、ほとんどの世代で約4割の女性が「太った」「体重が増えた」と答えていますが、35歳~39歳の女性は、47.7%と約5割の女性が「太った」「体重が増えた」と答えています。
職種別で見ますと、「会社員(事務系)」45.1%、「会社員(技術系)」42%と会社員の女性が、「太った」「体重が増えた」と感じているようです。
「起床時間」、「就寝時間」、「仕事をする時間」、「家事をする時間」、「運動をする時間」、「朝食を摂る時間」、「昼食を摂る時間」と、「夕食を摂る時間」(15.7%)以外の生活のほとんどについて、20%を超える女性が、「不規則になった」と答えていています。
職種別で見てみると、学生では、「起床時間」で48%、「就寝時間」で47.2%と、生活の基本である、起床・就寝の時間について、約半数の女性のリズムが不規則になったことがわかります。
生活が不規則になったと答えている女性のうち、「体重が増えた」、「計っていないが、太ったような気がする」という方を合計すると、56.3%に対して、3月までと変わらない生活をしている女性は、「体重が増えた」「計っていないが、太ったような気がする」が、32.7%と、生活のリズムが不規則になった女性は、それまでと変わらない生活をしているよりも2倍近く、「太った」と感じていることも判明しました。
全体では、29.6%と3割未満の女性が、テレワークを実施していると答えました。都道府県別で実施率が高いのは、「東京都」51.5%、「神奈川県」41.5%、「千葉県」32.3%と、関東圏が上位3位を占めました。次いで「兵庫県」32.3%、「福岡県」30.3%であることがわかりました。
年代別にみてみると、年齢が若いほど、テレワークを実施してい女性が多く、20歳~24歳では、約4割、25歳~44歳は、約3割、45歳以上になると3割を下回る実施率であることがわかりました。
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