現在の勤務条件に「満足していない」人は46%
現在の勤務先の勤務条件に満足していますか?
ディップ株式会社は、自社で運営する総合求人情報サイト「はたらこねっと」(https://www.hatarako.net/)において「はたらこねっとユーザーアンケート 勤務条件の改善について」を実施し結果を発表した。
勤務条件の改善を勤務先に要望したことがありますか?
「ある」と回答された方、要望した後に勤務条件は改善されましたか?
「ない」と回答された方、今後勤務条件の要望をしたいと思いますか?
現在の勤務条件に満足しているかどうか尋ねたところ、「とても満足している」5%・「満足している」27%あわせて32%が満足しており、一方で「まったく満足していない」13%・「満足していない」33%あわせて46%が満足していない結果となりました。
さらに、勤務先に勤務条件の改善要望をしたことがあるか尋ねたところ、「ある」と答えた人は全体の43%となりました。
改善要望をした後に改善がなされたのは「ある」と答えたうちのわずか15%で、まだまだ改善が行われていないことがわかりました。
また、勤務先が勤務条件の改善に努めてもらうために、ユーザーからは「勤務条件を改善した企業を優良企業として評価する」、「勤務条件を改善しない企業へ罰則を設ける」などを希望するコメントが挙がりました。
現在の雇用形態はご自身の希望通りのものですか?
現在の雇用形態が希望している雇用形態かどうか尋ねたところ、「希望通りの雇用形態」34%、「とくに雇用形態にこだわっていない」34%、「希望していない雇用形態」32%となりました。
「希望していない雇用形態」と答えた方の理由に、「年齢の壁」、「正社員の条件が厳しい」、「条件が合えば雇用形態にこだわらない」といった声が多くあがりました。
雇用者が改善してほしいことと雇用主が実際に改善に取り組んでいること
雇用者が改善してほしいとに、「給与を増やしてほしい」62%が最多となり、次いで「評価・昇給・昇格制度を整えてほしい」が28%、「自分に合った仕事内容にしてほしい」21%と続きました。
雇用者が改善してほしいことから、実際に勤務先が改善したことの割合を比較したところ、増加したのは「残業時間の短縮」「時短労働勤務」「自分に合った勤務時間」など、“勤務時間”の改善は大きく改善できる傾向にありました。一方で、「給与の増加」「評価・昇給・昇格制度を整える」「正規雇用者と同等の待遇」など、企業の人事制度や待遇面での改善が低い傾向にあることがわかりました。
「キャリアアップ助成金」を理解している人はわずか9%と低認知
「キャリアアップ助成金」を聞いたことがあるか尋ねると、「聞いたことがない」59%が最多となり、「聞いたことがあり、理解している」人はわずか9%という結果になりました。
0コメント