新成人400人に聞く「理想の働き方」

企業や組織へチームワークや働き方改革のメソッドを提供するサイボウズ「チームワーク総研」は、『働き方に関する意識調査』として、今年の新成人400人に「理想の働き方」に関する調査を行い結果を発表した。


約8割が「プライベート重視の働き方」志向

どんな働き方をしたいかと聞く質問では、「プライベートを重視しながら働きたい」と答えた方が約8。

4年前の新成人と比べてみると「プライベート重視」は変わらない傾向となっています。


地元志向の新成人

「どこで働きたいか」を尋ねた質問では、半数近くの人が「地元で」と回答。

また、「どんな組織で働きたいか」を尋ねた質問では、「中小企業」「大企業」「公務員」が上位でほぼ同じスコアとなりました。

「どんな社会人になりたいか」とクロス集計すると、「プライベート重視」の人はほぼ傾向に違いがないものの、「バリバリがむしゃらに働きたい」人で「中小企業」で働きたいと回答した人は少なく、「外資系企業」で働きたいと回答した人が多めであることが分かりました。

どんな職場で働きたいかを尋ねた質問では、「人間関係が良い」「自分が成長できる」「定時で帰りやすい」が上位となりました。逆に「忙しいが活気がある」「様々なテーマに挑戦できる」など忙しさを想起させるものは下位となりました。

複数回答について、働きたい組織別にクロス集計をすると、大企業選択者では「尊敬できる上司がいる」「多くの人と出会える」「様々なテーマに挑戦できる」、中小企業を選択した人では「定時で帰りやすい」「比較的仕事がラクそう」、公務員を選択した人では「しっかり基礎が身に着けられる」が、平均より高い傾向となりました


理想の社会人像では、「父親」「母親」「先生」といった身近な社会人の他、「経営者/社長」や現役経営者である孫氏、堀江氏、前澤氏が名を連ねました。今年動向が注目されたイチロー選手や大谷選手もランクインしました。過去の調査と比較すると、上位5位に「経営者/社長」が入ったのは、今年が初となります。また、イチローは、2014年、2015年の調査でも5位に入っており、世代を超えて「理想の社会人」であることがうかがえます。


調査対象:1998年4月2日~1999年4月1生まれの新成人 男女200名ずつ 計400名

調査期間:2018年12月14日(金)~16日(日)

調査方法:インターネット調査

https://teamwork.cybozu.co.jp/blog/20age-ceremony.html

サイボウズ チームワーク総研 https://teamwork.cybozu.co.jp/